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ドアトリムボード製作

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●2006/09/17

ドア内張り製作のところと関連します。
ドア内張りのレザー部分を製作、組み付けしていく過程で、
内張りのボードに固定するネジを上側に置かなかったのはこのためです。
どうやら後期あたりのSSR-Gかなんかにウッド調ドアトリムボードは
設定されていたようで、ネット上で何度かみたことがあります。
ヤフオクでも2回くらいみたことがありましたがそのときは
あまり深く考えていなくて逃してしまいました。
しかし純正のトリムボードはどうやって固定してるのかが
すごく不思議です。あの位置で固定に使えそうなものといえば
インナードアハンドルベゼルくらいで、両面テープで
固定するにしても、裏側がモケットになるので収まりが悪そうな気がします。

純正トリムボードを探しつづけるのも一興ですが、
それほど難しくなさそうなので自作してみることにしました。
固定方法をネジ止めとすることで少し厚手となった
レザーの内張りをしっかりと押さえる役目も期待したいところです。

製作方法として、いくつかの案があります。

まず、トリムボードがつくべき内張りの部分が内側にくぼんだ複雑な曲面であることが
問題です。これにフィットさせなくてはトリムボードががたがたしてしまうことでしょう。
これにフィットさせるため、10mm程度の厚さの加工しやすい木材を使って曲面にフィットする反対の曲面を
現物あわせでつくります。TRY&エラーの世界ですので、バルサとかで充分だと思います。

バルサの感触が直接手に伝わるのは気持ち悪いですので、固めの板をその上に張ります。
1mm程度の例えばベニアとかで充分です。上の化粧板の性質によってはプラ板のほうが接着などの相性がいいかも。
この固定板とバルサを貫通した穴をあけ、内張りにネジ止めします。

さらにその上に化粧板を張ります。

化粧板にはいくつか候補があるのですが、最終フィニッシュを
どうするかがまだきちんと決まってません。

1・ 杢のごく薄い突き板を貼り、上に厚いクリア塗装層をつくる。

2・ 1−2mm程度の木目の綺麗な本物の板を貼り、表面を仕上げたあと薄いクリアを塗る。

3・ 5mm程度の切削しやすいプラ板を使って切削して凸面を作り、シルバー塗装。

4・ 3と同様5mm程度のプラ版を使うが、最終仕上げは ウッド調水圧転写(印刷ウッド調仕上げ)

だいたいこれくらいです。どれも一長一短で、またどれも未知の部分があるので
うまくいくかどうかもわかりません。

とりあえず時間が少しできたので、手元にあった2−3mm程度のベニア板を
使っていろいろ基本技術・情報習得実験をしてみました。

できたのはこんな感じのものです。前半分はオイルステン(マホガニー)、後ろの明るめのところは
油性ニスのマホガニーの2回塗りです。上に2回くらい油性のクリアニスを塗布しました。

オイルステンは原液ですが、かなり濃く色がつくのでびっくりしました。水性なので
少し水で薄めたほうがいいかもしれません。室内でも扱える手軽さはいいですね。

これくらいの板を自由に切ったり削ったりするために購入したのがこれ。
Black&Deckerのコードレスのハンドソー、サンダー、ドリル(ドライバ)の
頭がつけかえられる優れもの。ハンドソーは、トリガを半押しにして
ゆっくり動かすのがコツです。コードレスなんで、ちょっと外にでて仕事できるのがいいです。
丁度コードレスドリルも欲しくなっていたところなので、丁度よかったです。
サンダーはほんとに手のペーパーがけを代行してくれるだけのもので、
形を変えるような削りには使えません。



ちょっと合わせてみました。遠めだと結構いい感じですね。
やっぱり黒相手だと濃い色が似合うかな。

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