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メーターパネル製作

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2008/02/24

紫檀でしばらくがんばってみたのですが、やはり硬すぎるらしくて
細かい加工で手に負えない感じだったので作戦変更。
取り付ける方法も変更しメーターフードの奥に配置する方法を検討しました。
奥側を平たい板にぴったり合うように削ったメーターフードを仮付けして
実際に組み付けた場合の寸法を取ります。

こんな感じ?
簡単そうなのですがメーターフードがくにゃくにゃやわらかいものなので
取り付け方法ですぐ形が変わってしまい、結構苦労しました。

メーター穴をこのサークルカッターで切り抜くため、主材料を4mm厚MDFにしました。
サークルカッターで切るには ちょっとつらい厚さですが、がんばればなんとかなりそうな
実験結果を得たのと、MDFはやわらかい材料ですが、かえって粘りがある上に目がないので
特定方向に割れたりしない ので穴だらけの板になっても強度が維持できそうだったからです。

なんとか切り抜けました。あとはリングに合わせてやすりで微調整。

こんな感じ?

これの表面に突き板を貼ります。
用意したのは楠の杢の突き板です。裏面がシールになっていて
はさみやカッターが使えるので大変扱いやすそうです。

先行して穴あけや塗装の実験をするためにMDFの端材でいろいろと試しました。

貼り付けて、メーター穴部分を切り抜きました。

これにメーターリングを合わせてみます。

メーターフードとあわせてみるとこんな感じ。

次にたくさんある警告灯の穴とODDメーターリセットの穴をあけなくてはなりませんが、
今度は突き板の上からあけることもあり捨て板の上からあけることになりますので
完璧に近い垂直が必要になります。
ドリルを垂直におろすためにもっともよいのはボール盤やドリルスタンドですが、
なにしろ大きいものなので、勢いで買ってしまったら うちみたいなマンション住まいでは
おいておく場所で頭が痛いのは目に見えています。
そこでいろいろ調べてみつけたのがこのドリルガイド。手持ちのドリルを垂直方向にしか
動かないようにガイドするものです。 ドリルスタンドよりはるかに小さいものですが
値段は3倍近くします。しかも全金属製の国産品にこだわったのでさらに高かった…

これはサークルカッターの練習を兼ねて作った
ドリルガイド用の照準器(?)
中央位置を狙うためにドーナツの内側部分に薄いプラ板が張ってあり、
真ん中に小さい穴があいています。
これがかなり役に立ちました。

穴をあけるために使う木工ドリル。
相手が木でも普段は右の金属用を使っていますが、
今回はフチがすぱっときれてくれないと困るので
木工用を用意しました。
使ってみてわかったことは、MDFみたいな粘りのある材料だと
ドリルの先端に切りくずが噛み込んでしまい4mm程度で歯が進まなくなってしまいます。
その段階で一旦ドリルをはずして、手でドリルの頭から切りくずを除去しないと
先へ進めません。つまり1つの穴に対し2回の作業が必要となりました。

…というわけで穴をあけて捨て板をはずしたところです。
最後は手で押さえての作業になるので誤差はどうしてもでますが、
まぁまぁの位置にあいたと思います。
これで穴は全部あいたわけですが、
MDFの粘りに期待したことは今のところ成功しているようで
十分すぎるくらいの強度があるように思えます。

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