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スリーポイントフォグランプ製作

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2007/09/05

興に乗ってきたので、頑張って時間を作って続きをやりました。

まずは今回の楽しみのメイン、アルミ加工の流れをちょっと紹介します。
用意するものはこれだけです。
材料のアルミ、ケガキ針(ここではぼろいデバイダが代用)、細マジックペン
刃厚のカッター(ここではOLFA HYPER H)
傷ついてもいい、ぼろい定規(金尺だとベストかもしれませんね)
カッター台、それからくだんの秘密兵器ポケットベンダーTV−40。

2mm厚15mm幅のアルミを切ってみます。金ノコで切るとこれが結構大変です。
まずはケガキ針で目印をつけます。

刃厚のカッターで10回以上ぐりぐりやって少しでも深くキズをいれます。
しかし短い方向へはあまり力を入れられないので今ひとつ深くなりませんが、できる範囲で充分ぽいです。
でも0.5mmまでくらいはがんばります。

マジックでしるしをつけて、裏側にも同じように傷を入れます。

ポケットベンダーに材料を挟みます。まず片方。

反対側もこんなふうに。

くきっと折り曲げます。2mm厚は一応対応外なのでちょっと重いです。幅が5cmを超えたら結構力がいるかも。
でも15mm幅のこの材料だと、あっけないくらい簡単に曲がってしまいます。

90度曲げて、そのあと反対側90度まで戻すまでもなく、切れました。
破断面 がちょっと汚いですね。キズ入れが浅かったかもしれません。
ちなみにこの厚さ、この幅だと、倍力金バサミでも切れるんですが、
やっぱりちょっと反ってしまうのです。面がそのままで切れること、
金ノコなどに比べて力もいらずにあっという間に切れることが長所です。
あと、試してませんが、キズいれしなくても切れることは切れるのではないかと思います。
ただ、その場合、破断面が更に予想がつかないものになってしまうのではないかと思います。

次は素直な使い方です。L字金具を作ってみます。
同じようにケガキ針で目標を印します。切るのではないのでカッターでキズはいれません。

ケガキ線にあわせ、ポケットベンダーで挟みます。

”くにっ”って感じで難なく曲がります。

出来上がり。カドが若干甘いのはやはりポケットベンダーの対応厚さを超えてるので
致し方ないところでしょう。それでもペンチと万力で曲げるのからみたら格段に綺麗で、きちんとした角です。

あっという間に3つです。

これは本来の使い方ではないですが…
今回製作中のフォグのボディを固定する金具(ドイトで買いました)を、
ボディの丸みに合わせて若干内側に曲げなくては都合が悪いのですが…
これにもとても役に立ってくれました。

2mm厚のアルミなんて加工しようなんてまるで思わないものでしたが…
ポケットベンダーのおかげで、金属もある程度の強度のあるものも自作レパートリーに入れられそう
なことは凄いことだと思います。
このポケットベンダー、ロボット作ってる人たちが重宝してるみたいです。なるほど、って感じです。


どうしても切り口が少し反ってしまいますが、一瞬で切れてしまう重宝さは捨てがたいです。
今回も角を落としたりとか実は割とチョコチョコ使ってます。

…というわけで、ポケットベンダーの説明に夢中になってるあいだに2個目の
ボディもここまで完成。1個目で試行錯誤し尽くしたので迷いがなく、すごい早いです。

外側のお釜の増設タップも既に取り付けました。

電気的な接続がまだですが、ほぼ2個完成といっていいでしょう。おつかれっすー
今週末には装着できるかな〜?わくわく!

その後ふっと思いついたことがあって2mm厚25mm幅のアルミを東急ハンズで調達、
計画のため、手元のプラ版を25mm幅に切りました。

こんな感じにつけたらどうかなーって。なんちゃってサーチライト風。

試してみるまでいいかそうでないか微妙だと思っていましたが…
なかなかよさそうな感じがしてきました。側面からみた感じがあまりにサラリとしすぎているのがなんか
気になっていたので丁度いいかも。 ダメなら外すまで。やってみることにしました。

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